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大須賀淳
2025.10.27 20:25その他ニュース

国民民主が「男気」発揮しちゃった?

国民民主党が、SNSや動画作成、ビラのポスティングなどの応援活動に応じて「ポイント」を付与する「こくみんクラブ」というシステムを始めたそうです。

 

国民民主が「お株」奪還へSNS戦略強化…支持者が動画作成したらポイント付与、ゲーム感覚で一体感向上へ(読売新聞)

 

「こくみんクラブ」(現状は「ベータ版」とアナウンス)のWebサイトを観てみましたが(確認のためでも嫌なので登録はせず)、意外だったのは、少なくとも登録前の状態で確認できる「利用規約」が全く示されていなかった事。

 

これは、「こくみんクラブ」に呼応したポストや動画投稿その他の行動に対して、フェイク情報、権利侵害、誹謗中傷などの問題が発生した際の「責任の所在」が一切示されていない、という事にもなります。

 

何と言うか「変な所で変竹林な〝男気〟を炸裂させとるなー」と感じてしまいました。

 

無数の人々が好き勝手に放言している感のあるSNSや動画投稿サイトは、実際には(誰もちゃんと読まない、異様に長文の)「利用規約」に従っているのが前提で、XやYouTubeは自社が責任を負わないことが内容に念入りに設計されています。

 

また、このシステムを設ける動機にもなっている「参政党への支持活動」なども、基本的に「勝手連」であって、発言や行動の直接的な責任は、それを発した当事者が主体となります。

 

一方、たとえ金銭への交換などが不可能であっても、「価値を数値として見える化」した「ポイント」を付与するシステムなんて作っちゃったら、ポイントを与えていたら問答無用、そうでなくとも「〝こくみんクラブ〟のポイントを得るための活動として」何か発信した時点で、国民民主党はその内容の責任から完全に逃れる事は不可能になります。

 

この辺、参政党は(もちろん皮肉を込めて)「クレバー」に責任を逃れているよなあ、と思いますが…

 

国民民主党は「規約なんぞしゃらくせぇ、何かあったらおらっちがケツ拭いてやっからヨォ、おめぇら好き勝手やんな!」というスタンスなのでしょうかね。

 

だとしたら、これまで「タマ◯ンついてんのか!」などと言った自身の言葉を心よりお詫び申し上げます。こんな向こう見ずな思いっきりがあったら、それは蕎麦屋店頭の狸にも匹敵する、誠にリッパなタ◯キンの重みを感じさせる「男気あふれる」振る舞いでございます(注:万一、なーんも考えてなかったら、底なしのアホです)。

 

一方、もしこの先「こくみんクラブ」に関して問題が出た時に「あれはベータ版だったから…」「(ユーザー登録を促しておきながら)有象無象が勝手にやった事だから…」みたいな事を言いだしたら、

 

やっぱり「タマキ◯」は信用ならねぇ、となる覚悟は当然お持ちなのでしょう。たぶん持ってると思う。持ってるんじゃないかな…。まぁちょっと覚悟はしておけ(元ネタわかるかな?)。

 

この題材はもうちょっと掘り下げてみたいので、幾分別な形での続編がありかもしれません(たぶんあると思う、あるんじゃないかな、まぁちょっと…)。

大須賀淳

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